2004年04月24日

コンカナバリンA

テレビネタなのだが、春になると頭がボゥーっとして物忘れがひどくなったり、やる気が起きなくなってきたりする。ひとつは気候のせいもあるが、もう一つの理由に冬の間に低下していた新陳代謝が活発になって、体内に溜まっていた不要な毒素が頭に影響を与えるからだという。

その毒素の正体は尿素。これが体内に蓄積されると脳に悪影響を与え脳年齢を低下させるという。仕組みとしては、肉類などの酸性食品を取り続けていると、酸性ゴミがたまり、これが腎臓でろ過されない状態で体内に放出される。アルカリ性食品とのバランスが大事だというわけだが、どうしても酸性食品の摂取の方が多くなりがちである。すると腎臓が分解できる許容量を越え、腎臓のろ過フィルターが破壊される。一度破壊された腎臓は元に戻らないと言われていたが、これを再生させる機能があると言われる物質が表題のコンカナバリンAというわけだ。

このコンカナバリンAは福神漬けに入っているナタマメに多く含まれている。古くからナタマメに関しては、その効能が謳われていたようだが、効果のあるものとして、古くから言われているものに痔や蓄膿症、あるいは便秘などがある。最近ではガンの抑制にも効果があると言われている。身体から膿を排出する成分が含まれているようだ。

ナタマメは灰汁が強いのでそのまま食するのには適さず、お茶として飲むのが望ましい。だが、それほど生産されていないようで、なかなかいい値段がする。ただその効能は前記のものだけに留まらず、なんと禿げにも効くようである。ということでちょっと試してみたい一品である。

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