2005年02月23日

逃げる警官

<小泉首相激怒>「警官が犯人から逃げるとは何事か!」
日曜の夜にEZTVで見たのだが、これは情報番組なのでフジテレビでなかったら恐らくニッポン放送問題を取り上げていたんだろうが、局の意向でほりえもんを出すわけにも行かず、また事件の発生場所がお台場のフジテレビ本社近くだったことも災い(幸い?)して、結構時間を割いてやっていた(ニュースでも流れていたようだが)。
さて、件の警官は『踊る大捜査線』の舞台となっている湾岸署のモデルとなった東京水上警察署勤務の警官ではないかと思うわけですが、犯人がバット(ここで言うバットとはハンドルロック用のバットなんですが)を振り回して追いかけてきたのにビビって一目散に逃げ出したわけです。

当初警察では体勢を立て直すためと苦しい弁明をしていたわけですが、どう見ても純粋に逃げてますね。向かってきたと思った犯人はすぐさま方向転換してミニパトを盗もうとしたために、慌てて戻りなんとか取り押さえたわけですが、その前の警官の不甲斐なさがやけに印象に残ってしまったわけです。

『踊る大捜査線』の中では、よく刑事が犯人から逃げ回る滑稽な姿を見ることが出来ましたが、実際の事件ではありえないだろうと思っていました。演出上のフィクションとして見ていた訳ですが、さすがにモデルになっただけあって、むしろリアルに描かれていたわけですね。

ドラマや映画と違うところは、片や演技であり片や本気であるということです。どちらも真面目であることには違いないのでしょうが。恐らくテレビを見ていた多くの人たちの口から「逃げるなよ」という、憤怒の叫びが漏れたに違いありません。テレビで見ている分には自分が被害に会う事もないのでいいんですけどね。

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