2004年08月06日
ラストサムライ
カミサン曰く「つまらない。チャンバラなんだもん。男だったら面白いだろうけどね」ということである。タイトルからしてチャンバラだろうというツッコミは抜きにして、この映画はカミサンが見たいと言ったから借りたわけだ。それもいいとして、ハリウッドが作る日本の時代劇ってどうなんだというのがあったが、私はこの作品かなり良く出来ていると思う。トム･クルーズの殺陣もかなり見応えがあるし、むしろ今の日本人以上に武士道というものを真摯に捉えている印象を受ける。
この映画では渡辺謙が話題になって、主役のトム・クルーズが霞んで見えるみたいな意見もあるようだが、決してそんなことはない。最後の方でいかにも的な結末になっているのもハリウッドらしいので、その辺お涙頂戴が見え見えなのが多少引けたりもするが、全体のバランスとしてはかなりいいものがある。面白いのは今の時代があるのは、士農工商のような階級差別がなくなったからであるにも関わらず、なぜか官軍に抵抗する侍集団に共感してしまうことである。特に新しいものがもてはやされ、古い文化を否定したりするのが現代人にとってはそれほど抵抗がなくなっているが、日本人として誇りをもって受け継がれるべき精神の重要性を訴えかけているという部分ではむしろ反省を促される。
これまた、もの凄く感動すると言った映画ではないし、なんでみんな英語喋ってんだ？というツッコミも当然したくなるが、根底にあるものを見失わなければそれでいいのではないかとも思う。ただトムクルーズと小雪のラブストーリーはそこにいたるまでの背景が希薄で、描写も多少物足りなく感じてしまう。侍としては渡辺謙よりも真田広之の方がそれっぽいという意見も多いが、それについては私も同意見である。これでヒロインが薬師丸ひろ子だったら里見八犬伝だな。全然違うけど。
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うはぁぁぁぁｗ
ラストサムライ･･･イヴの悪夢再びですねｗ笑
私は面白かったっすｗ（誰と観たかは記憶から削除ですがｗ）
外人さんが描く日本って･･･中国の水墨画チックだわ｡｡｡卑しいわでしたが｡｡｡
トムクルーズ＆真田さんが出るなら小雪のポジションは千秋位の大きさの子にしないとよね〜笑
思わず噴出しましたｗ＜千秋サイズ＞にゃにゃ
つか、てんさんの奥さんに ブログ書いて欲しいと思う今日この頃。