ＤＶＤはいいな

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• カテゴリー:映画・ビデオ

今まで映画をあまり見に行かなかったのは、宣伝見ても面白そうだと思える映画があまり無かったとか、映画を見に行ったのか前の奴の後頭部を見に行ったのかわからなかったりとか、黙っていればいいものを一度見た奴がこれからの展開をご丁寧に説明してくれたり（おかげで泣きそびれたぞ）とか、なんでこんな映画に金払っちゃったんだ詐欺にあった気分になったりとか、いつになったらタバコ吸いに行けるんだとか、真ん中の席しか空いてなくて入りづらいじゃんとか、まだエンドロールの最中なのに席立つなよとか、お前座席の背もたれのところに足上げるなよとか、そのカップホルダーは俺のだろとか、メガネ忘れて字幕がよく見えないじゃんとか、なんだよ立ち見なのかとか、おいおいもうトイレに行きたくなっちまったじゃんかとか、主題歌みんなで歌うなよとか、音響うるさくて鼓膜破れそうだぞとか、カバン置いておいたのに座席が勝手に上がって落ちてるじゃんとか、お前なんで隣の席取られてるんだよとか、眠くなっちまったじゃんとか、後の奴の咳でセリフが聞き取れなかったぞとか、赤ん坊連れて来るなよなとか、まあとにかく満足感よりもストレスの方がはるかに大きかったのである。面白い映画で回りが見えなくなるくらい没頭できれば問題無いが、周囲の存在の方が遥かに大きい、換言すれば鬱陶しいのが度々で、それは映画の選択が悪いと言われればそれまでだが、そんな映画で金取るなと言いたいわけで、たとえタダでも作品の出来が悪ければ見させられた敗北感を感じるわけで、確かに趣味趣向は個人的なものではあるが、付き合わされるこちらとしては迷惑千万なことが多々あるわけだ。確かにテレビの画面では味わえない迫力や臨場感みたいなものはあるかもしれない。ただ金額に見合うだけの満足感を得られたことというのがそれほど無いのである。そんなわけで、映画好きという奴は他にやることないのかと思うくらいであったり、よくそんなに興奮できるなと冷めた目で見たりしていたわけだ。とは言えそういう人たちが今の映画産業を支えているのだろう。自分がそこまでのめり込むことはまず無いだろうと思うし、そういう人たちの仲間になりたいとも思わないのでどうでもいいが、今までビデオもあまり借りなかったのは、途中で映像がやたら乱れていたり、巻戻しが面倒だったり、ついでに返しに行くのが面倒だったりと言う理由があるのだが、今度はＤＶＤだ。これはいい。

間違えて吹き替え版借りることもないし、というか吹き替え版見たければそういう設定にすればいいだけだし、見たいところがすぐに探せるし、おまけ映像や解説もついている。音もビデオより全然いいし、映像も綺麗だ。もっともそれにはクオリティを再現できる環境が必要だが。まあ返しに行く手間はビデオと変わりないんだが。。。。