2004年08月10日
キルビル
タランティーノ監督作品と言うことで、好きな人にはたまらないのかもしれない。ビデオ屋の準新作コーナーで2番人気だったので、話のタネにでもということで借りたわけだが、うーん、どうしようもないな、これは。
深作欣二監督に捧げるということで、東映の任侠映画を取り入れているのかどうかは知らないが、とにかく日本刀で首を刎ねるは、手は飛ぶ足は飛ぶ。キルは切るに引っかけてる部分もあるのかと思うが、空港内や飛行機に日本刀持ち込んで平気で歩いていたりするあたり、これはもう完全にパロディとして見る他無い。途中アニメが入るんだが、これもあまり必要性がわからない。まあ、ここからがパロディですよという合図ならそれもいいのかもしれないが、全部がパロディだよな。映画で悪ふざけするとこう言うのが出来るみたいな。
映画に深みや感動を求める私のような一般人からすれば全然中身の無い映画だと思うので、ギミーピッグ系のものが好きな奴とか、とにかくタランティーノファンだとかでなければ、特に笑えるところもないし、逆に復讐劇の緊張感や悲壮感みたいなものも全然感じられないので、まあこれも100円レンタルとかとってもヒマとかでなければ見る価値は無いと思う。ただ近所にあるTUTAYAは安い日でも200円なんだよな。。。はっきり言ってクダランティーノ。。。おそまつ。ということで星ひとつ★
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