今年の桜

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早いものでまた桜の季節がやってきたと思ったら、
あっと言う間に満開で昨日の風でだいぶ散ってしまったのだろうなと思ったら、
今度は地震です。

千葉北東部で震度５強とか。感慨に耽る間もなく、マンションごと揺れておりました。
このところ自分のブログも更新せずに、いろいろと他を眺めたりしていたわけですが、さすが季節物ということであちらこちらで桜が満開。やはり日本人は桜が好きなんだなと改めて実感したわけですが、今年は千鳥が淵に行ってきました。引越してから早１年。日記ＣＧＩからブログに変更してからも１年以上経ったわけですが、それにしても早いものです。去年隅田川沿いを歩いていたのが、つい昨日のことのように思い出されます。いやいやその前の年の地元の桜を見ていたときも一昨日のような気がします。

ところでさすがは桜の名所だけあって、千鳥が淵は大変混んでました。九段下の出口を出たところですでに渋滞。よくもまあこれだけの人が集まったものです。花見というよりは初詣並みの混雑。どうしてそこまでして花見をしなければならないのだろうと言いながら自分もまたその一人です。ただお堀の周りに咲いている桜はそれは見事なもので、絶え間なく続く人ごみからひとたび目を逸らせば、そこはまさに桃源郷。すでにかなり散りつつも遠山の金さんを思い起こさせる桜吹雪がまさに幻想的でした。今日しかないという絶好の天気と咲き具合。今年は去年に比べるとだいぶ開花は遅かったですが、むしろ今頃の方が入学式、入園式の時期にぴったりでいいのではないかと思います。

若干記事を書くのが遅れていますが、行ったのは土曜です。お堀で出きればボートに乗り、真下からの桜を堪能できれば言うことは無かったのですが、それは誰しもが思うところ。ボート乗り場にたどり着いた時にはすでに長〜い列が出来上がっておりました。いったい何時間待てばボートに乗れるのだろうと大変興味深いものがありました。出ているボートの数と待っている人たちを比べてみると、最後尾の方までは３時間待って果たして乗れるかなという感じでしたので、こちらはその列を眺め楽しむだけに留め、早々に退散してきました。中国では反日デモをしていた連中が暴徒と化していましたが、こちらは優雅にボート見物です。別にボートを見に行ったわけでもありませんが、これもまたひとつの風情でしょう。できたらいつかここのボートに乗って桜を見上げてみたいものです。