2004年07月31日

ターミネーター3

映画にしろビデオにしろ年に一回見るか見ないかというくらいのものなので、次に映画レビュー書くとしたら来年になりそうな気もするが、HDD付きDVDレコーダーなるものをカミサンをそそのかして買ったので、せっかくなので3枚ほどDVDを借りてきた。ということでその中の一枚の個人的レビュー。すでに映画やビデオで見ている人は陳腐だろうとは思うが、自分なりの備忘録的なところがあるのでご容赦を。

ということでターミネーターだ。
ちょっとシュワルツェネッガーも年取ったかなと思わせるが、肉体美は依然健在。もっとも作品中では近未来から来たロボットという設定だから、別に筋肉あろうが無かろうがどうでもいいわけで、そんな理由からか本作品は適役のロボットがちょっと可愛らしい女性だったりする。ただ残念なのは安室奈美恵を連想させるその小顔から恐怖感とか威圧感と言ったものが感じられないこと。いっそのこと女の武器を使って別の意味での怖さも出せたのではないかと思うが、設定がロボットということである程度の無機質な感じが必要だったのか。

いずれにしても2を見て期待していると痛い目にあってしまう。緊迫感も登場人物の魅力も見事にスケールダウンしていて、カーチェイスの部分だけが以前よりも迫力が増している程度である。ある意味マンネリズムを感じてしまう部分もあるのかも知れないが、ターミネーター役のシュワちゃんも主体として善なのか悪なのかという部分が中途半端で何だか消化不良だ。この作品の生命線は再生する怪物相手にどう戦うかみたいなところがあるわけだから、その辺りの演出をうまくやらないと結局中身の無いだらだらとしたアクション映画になってしまう。

効果音がうるさいので、声にボリュームを合わせると突然の轟音で近所迷惑になりそうだし、かといって音響の方にボリューム合わせると声が聞こえない。字幕だから別に聞こえなくても支障ないが、そうは言ってもなぁ、ヘッドフォンつけて見ろってか。まあ家の場合はカミサンが文句言わなければ他所の家に聞こえることはそうは無いと思うわけです。電車の音うるさいし。

レンタル屋さんのサービスデーとか100円レンタルで借りるならそこそこいい作品。ただUSJのアトラクションでターミネーター2・3D見た方が余程感動できるのは間違いない、遠いけど。確かあそこには綾小路麗香とかもいたからそれだけでも面白い。残念なのは予算の無い中で作った1があれだけ見応えがあって、2はC Gを駆使して更なるパワーアップ、なのになんで3がこうなっちゃったのかということ。
2で終わらせておいたら名作の部類に数えられたかもしれない。ただ展開的に続編も作れそうだから懲りずに4も出るのかな。

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